セールス意識で前に立つ！

今日は月に一度の光輝会（感動創造塾）でした。先月に続いてセールスノウハウを経験に基づいてお話させていただきました。自分は物を売ったり契約を取ったりする仕事じゃないし、一番苦手だからと言って身につけようとしないで生徒がいないとか懸命に教えても成果につながらない等などと口にされる各分野の先生がいらっしゃいますが、そんな人が前に立って何を偉そうに講義するのだろうと不思議に思えて仕方がないのです。

そういう人って知識の受け売りをしてるに過ぎないし、その知識を初めて聞いた人に喜ばれて満足してるレベルだから結果的に自己満足の域を超えることは出来ないのです。


講演もセミナーも学校の授業もすべてセールスをしてるんです。
学校の先生は学問の価値を売り込めたら子供は自主的に机に向かうでしょう。政治家は皆さん口を揃えて語ってるマニュフェストをセールスできたらダルマさんに黒い目が入るように、人が動くのには必ず訳があるのであって、それをセールス出来ずに終わったら講師が人前でただ話しをして拍手を浴びて終わったら良かった。と言われて身内の賞賛に酔いしれて終わるだけであり参加された方の人生が何ひとつ変わるわけでもないのです。


教えて満足してる先生では限界がくるのも早いでしょう。だから人の心に火をつけるスピーチをマスターするために避けては通れないのがセールストレーニングなんです。全米ナンバーワンのモティベーターと言われたジグ・ジグラーもセールスノウハウを学び体得するから心に響くような講演や講義が出来ることを説いています。

以前、宮崎でセールスのセミナーをしたとき某大手生命保険会社のトップセールスレディ（以前はレディ）が２時間のセミナーが終わったあと私に「高光さん　私は悔しい！あなたは今日ここで私の３３年のセールス人生で得たことを僅か２時間でバシッと話されました。もっと早く出会えてたらもっと沢山の人を育てられたのに～」と言っていただき私が当時セールスしていた商品を即座に契約してくださり未だにおつきあいさせていただいてます。
その人の講演には心に響く感動があるのです。そして人をやる気にさせてしまう感性があるのです。トップセールスに不況はないし心に火がつく講義が出来るんです。


今日の光輝会では９つの基本の５つを話してますが、この基本をマスターするだけでこの言葉は吐かなくなりますよ！


その言葉とは
私は話すのは苦手なんです！営業は苦手なんです！

今日の講座も終了後に参加者全員が口を揃えてセールス意識の大切さに気づき今後の講演や講義に活かしていくことをスピーチされたので嬉しく思っています。参加していただいた光輝会会員の皆様に感謝しています。

今日は終わったあと２日後の講演の準備をしながら、聴きたいと浮かんできた曲はチャイコフスキーの交響曲４番でした。中学の時に聴いて他の演奏と第二楽章の解釈の違いと最終楽章のフィナーレで圧倒されたムラヴィンスキー指揮レニングラードフイルの思い出のCD（当時はLP）を聴きたくなったので流してます。

この曲は忘れられない感動が以前アクロス福岡でゲルギエフがウィーンフィルを振った演奏会が４番と５番でしたがあの４番も感動の演奏会でした。
熊本でもキーロフのオケと今度は悲愴を聴けるのが楽しみです。